肩こりや腰痛はあるある?整形外科に従事する看護師の実態

整形外科で働く看護師は他の診療科目と比べて肩こりや腰痛などのトラブルに見舞われやすい傾向にあります。
現場では、基本的に患者のリハビリに重きを置いているため、看護師が患者のリハビリをサポートする場面も出てきます。
ときには作業療法士などリハビリの専門家と連携しながら、患者を介助することも珍しくありません。

そんな中、女性の看護師の場合、自分より体が大きく、体重も多い患者を支えることもしばしば出てきます。
一日に何度も介助作業を行えば、当然疲労が溜まり、ぎっくり腰や疲労骨折など症状が重篤化する可能性も否定できません。
体がきついのに十分な休息を得られず、慢性的な痛みに悩まされるのは、あるあるな事象です。

まさしく整形外科の看護師は、他の職種の仕事も兼任しているような状況といえます。
特に人手不足の整形外科では、何人分もの仕事を一人で受け持つこともあります。
そうなれば、労働過多な状態に陥り、燃え尽き症候群やうつ病などに発展してしまうこともあり得ます。
ハードな現場で働く看護師は、疲労やストレスで働く意欲を失いそうになったら、とにかくすぐに対策を取ることが重要です。

体の疲労を解消するためには、こまめに整体やマッサージに行ったり、自分でセルフマッサージやストレッチをすることが大切です。
体に溜まった疲労は、放置するとどんどん凝り固まっていきます。
最終的には何をしても回復しにくくなり、病を引き起こす原因になってしまいます。
そうならないためには、普段から自分の体をチェックして、ケアする習慣を持つことがなにより重要です。